2008年04月06日

あとがき

【タイトルのない物語】は、いかがでしたか。

終わり方について、子どもたちは「よくわからない。」と
少し不評でした…。

読んだ方はわかったと思いますが、この物語には、
『浦島太郎』や『サーカスのライオン』など、既存の物語を参考に
書き綴られています。
オリジナルの物語を書くのは、とても難しいものです。
はじめは、あるものを参考にして、楽しく書いていくことが
大切なのかなと思います。

そして、自分で読み返してみて、もっとこうすればおもしろくなったとか、
緊張感が出てくるとか、いろんなことを考えていければいいのかなと思います。

そうすることで、物語への興味もわき、いろんな本を手に取り、
様々な表現方法を知り、自分の語彙を増やしていくことになるでしょう。

楽しい物語を書くには、やはり豊富な知識も必要になります。
自分も書いてみて、その難しさや楽しさを感じることができました。


【タイトルのない物語】は、これで終了です。ご愛読(?)、ありがとうございました。

追伸:
子どもたちが一番気にしていたのは、登場人物の姿形のようでした。
時間があれば、絵にしてみるのもなんて思っています。
ただ、竜の姿一つとっても子どもによっていろんな姿を想像していたので、
その想像を壊してしまうのも…とも思っています。


  

Posted by KENZO at 08:08Comments(1)